辿りつけばあのころのあれ [BC]
久しぶりにみた、おばあちゃんの夢。
起きてから想う、あの頃のコト。
私が幼稚園児のころ、ケガをして数カ月入院生活をしたとき、
祖母が付き添いで何日も居てくれた。
その時、私の相手をしながらしてた手仕事の数々。
中でも大きな大きなこたつ掛けカバーを、
余り毛糸でコツコツ編んでたのを思い出す。
幼稚園のお遊戯会に出られず、ちょっと塞ぎこんでた私だったけど
祖母の手元を延々眺めていたら、なんだか穏やかな気持ちになったりした。
昔の人は今の時代よりも仕事が多かったと思うけど、
余った時間はさらに何か作ったりしてた。
退院してから私は祖母や母に編みモノを教わり、
その後チマチマした何かをつくったりし、
色んな経過を経て今に至る。
そういえば祖母の家の庭はいつも植物がいっぱい咲いてた。
あれはお仏壇用だったのかもしれないけど、
遊びに行くと庭に出て、いちいち花の名前を訊いては教わった記憶は
きっと今に影響してると思う。
おばあちゃん、ありがと♡
2011-02-08 10:53