勝沼ぶっごーにゅ [お出かけ風景]
ビーフシチューというよりは、「ぶっふぶるぎにょん」と言いたい。
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【2019年2月、勝沼】
2月某日、山梨県甲州市勝沼町。南アルプスが一望、スカッと晴れた週末。
午後の3時くらい。メルシャン勝沼ワイナリーにて試飲セット。
ティスティング係は、ワタクシ。
2000円台くらいまでは、やっぱり、あっさり冷やしてグビグビ飲める系。
ちょっとイイのになるとそれなりの樽で熟成するので、美味しくなる系。
しかし、濃い黄金色で、
燻製臭やバターの香りとか、ナッツの香りがしてくるのとかはなかなか無いです。
2015年モノの、甲州小樽仕込み(地物の葡萄でつくられたもの)と、
珍しい国産リースリング(秋田横手市大森町産の葡萄でつくられたもの)をお買い上げ。
ここに来る3日前ほどに、たまたまNHKでやってた三森商店さん。
一見ふつーの金物屋さん。
でも中に入ると結構凄い、葡萄農家御用達の色んなマニアックな道具が揃ってます。
ウチは葡萄農家じゃないけど、剪定道具に興味津々。
結局買ったのはこれら。剪定用の鋏は2800円だけど、ケースとベルトは300円!
左から2番目の折り畳みの小さいノコギリは、すごく切れる!
太い枝も、らくらく!これはいい!( ̄ω ̄= ̄ω ̄)
しかし、この三森商店さん、土曜日の午後4時ちょい前に入店したんだけど、
閉店が4時だった!(゚ω゚;)
危うく買い物できないトコロでした。
しかも、朝の開店が7時半とか!
農家密着型の開店時間なのでした。
今日のお宿はこちら。鈴木園さん。 中庭に大きな木があり、右手が蔵で左手がかつての母屋。
駐車場からはこちらから入ります。奥、正面がフロントと食堂です。正面入るとこんな感じのフロント。
三谷幸喜を細くした感じで、にこにこしてるご主人が出迎えてくれます。
私らは、この蔵の2階のお部屋でした。 蔵をリフォームしたので、天井が一部ちょっと低い。
昭和な家具に天窓。 古い時計、中身はクォーツかな。静かでした。
天井が低いけど、そんなに大柄じゃない人たちなので、この低さは隠れ家ぽくてなんか心地いい。
絵は、大きいサイズも小さいサイズもエッチングらしきもの。どれもボルドーの風景でした。
4時台の陽が天井から射しこむ部屋。水仙が年代ものの焼き物に。外は、年季の入った太い幹の葡萄の木。
この、鈴木園はものすごい昔に一度泊まってみたい宿でした。
久々に検索したら、結構空いてる。
シーズンオフならまだ大丈夫かな。
しかし、昔の鈴木園とはちと様子が違ってました。
数年間休業されていたのですが、復活した後は夕食の提供が無くなっていたのです。
「オーベルジュ」(食堂付き宿泊施設)から、B&B(ベッド&ブレックファースト)へと、
変わってしまっていたのです。
あああ、遅かったかー(;ω;。)
一泊2人朝食付き2人で10000円。
それでも、一度泊まってみようと出かけてきたわけなのです。
というわけで、
夕食は外に出なくてはなりません。
むかーし泊まった、ぶどうの丘のレストランか、
はたまた別のおススメの場所かと、迷った結果、
自分たちはあまり飲まないので、ぶどうの丘で軽く食事して終了という話に。
ぶどうの丘からの眺め。えーと、20年ぶりくらい?!
刻々と変わる夕刻の空模様に、ウットリ♡
そうそう、
宿泊施設もものすごい立派なものが出来てて、びっくり!
ビーフシチューというよりも、ブッフブルギニオンと言いたい。
パンがイマイチだったのがちょっと残念だけど、
お肉が超柔らかく、とにかくいつまでも食べていたいほどいいお味。
あっさりとした中にコクがあって美味しい。
お野菜も、彩り良くて楽しい♡
あー今思い出してもヨダレが~ これは、またいつか食べたい!
そういえば、ブルゴーニュって発音、
ワイン会でよく通ってた酒屋さんのご主人が、
「ブルゴーニュは、ブルゴーニュって言っちゃダメなんですよ!」
「ぶっっごーにゅですよ、ぶっっごーにゅ!」
って、破裂音を強調しながら言ってたのを、思い出して大笑い。
ブルゴーニュは、冬の寒い雪のある頃に一度行ったけど、
ミーハーな私たちは、ロマネコンティの畑の前で写真も撮ったっけ。
案内してくれた、酒屋の娘のマキちゃん、元気かな。
とか、昔話してたら、もう夕暮れ。
外はまっくらになってました。 デザート頂いて、早々と鈴木園へ戻る。
結局、グラスワイン頂いたのは私だけだったので、
戻る途中に、コンビニ寄ってツマミ買って、
お部屋でぶどうの丘で買った、720mlの白を空けました。
明日は、どこ寄るかなーと、検討しながらゆっくりしててもまだ9時。
早めに床に入り、まどろみながら、
「勝沼は、丘がなだらかに多くてブルゴーニュぽいなぁ」と、
一日の終わりに思うのでした。
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翌日の朝食は、チェックインする際に言い渡されていて、7時半。
B&Bなので、そういうシステムのようです。
ちょっと遅れたら、「支度できてますよー」と、呼ばれてしまいました。
でも、ここの朝食は楽しみ!
美味しいと評判なのです。
るんるんと向かうと、ほかのお部屋の人は全員着席して既に頂いてました。(゚ω゚;)
これで終了と、思ったら、お野菜いっぱいのスープも登場。 最後に、珈琲か紅茶も出ます。
どれもウワサ通り美味しかったけど、
ミューズリー&ヨーグルトの入った入れ物が、蕎麦猪口だというのが気になって、
ご主人にお聞きしたら、江戸末期のものだそう。
他の染付のお皿も、素敵だったなーと思ってたら、
「下にいろいろありますよ」
え、骨董的なものがですか?!
朝食が終わった食堂。 ご主人に案内してもらい、ここの真下あたりのワインセラーと骨董の収集場所へ。
オランダ、デルフトあたりのタイル。 ウチのお風呂に貼ってあるやつと似てる!
ウチのお風呂には、骨董品は付けてないので、これらを参考にデザインしたんだなぁ。
しかも、こちらの地下には展示だけじゃなく、売り物の骨董品もごろごろあって、
思わずガラス製品(昭和のもの)と、伊万里(煮物用)、古伊万里ではなく明治初期のものを、
買ってしまいました。
ここのご主人、古物商の資格もってました。
また、ふらっと行って物色したい。。。。(*‐ω-)
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【勝沼土産】
メルシャンで買ったのは、この二本。 こちらは鈴木園オリジナル白、一升びんサイズ!
鈴木園の白は、コップ酒な感じで飲めるデイリーワイン。
普段飲み用としては、コスパも味も優等生的な。
鈴木園オリジナルのハンコアート。ラベルも可愛いのです。帰りに買った、ポテチ2種。
鳥もつ煮味は、勝沼のローソンで。
キクスイドーのは埼玉のご当地ポテチだそうで、帰りの関越道のSAで購入。
久々の勝沼、シーズンオフだったので静かに過ごせました。
またオンシーズンに、葡萄の葉のある季節に行きたいな。
貸し自転車もあるし、ゆっくり歩きまわるのも楽しそう。
オフなのでやってなかった、葡萄園経営のカフェも行ってみたいです。(* ̄ω ̄)
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【オマケの最終週】
年度末を迎えております。
朝ドラも今週で終わり。
コンビニで、二個買うと貰える!
に、釣られて買ってしまった・・・(つω`*)
NISSHINまんぷくフェア。3月18日~無くなり次第終了。
朝ドラ、毎回最初はあまり真剣に見ないのに、
終盤は結構真面目に見てました。
前半途中でGHQに理不尽な捕まり方してたのが気になってて、
福ちゃんたちが上手く行きそうになるたびに、
またGHQに捕まるんじゃないかという妄想に勝手に駆られてました。
そしたら、
そのGHQ役した方々が、まんぷく出演をキッカケに曲をつくってました。
これ知って、ほくそ笑んでしまったのは、きっと私だけじゃないはず。
もー、空耳ネタ満載でした。(* ̄ω ̄)
2019-03-28 15:54
nice!(79)