Le gâteau d'un magasin ancien [おみやげ話]
250年やってるパリの駄菓子屋さん、「ア・ラ・メール・ドファミーユ」。
【駄菓子屋の地方菓子あれこれ】
かなり間が空いてますが、
パリの記録の続きを少し。
2011年で創業250年。
なんと、フランス革命の20年以上前。
マリーアントワネットはまだ子供で、オーストリアにまだ住んでたころ。
メトロのグランプールバール(大通り)駅から少し離れた街角にお店はあります。
地方の古い日持ちするお菓子などが沢山並んでました。
古いけどセンスのいい店内は、
カワイイお菓子や、見たことのないお菓子など眺めるだけでもタノシイ!
http://www.lameredefamille.com/#/home/
買ってきたのは、主に塩キャラメルの小さい瓶。
会社関係などを主に、かなりの個数を「お配り用」に。
ほかに幾つか証拠写真のあるものを。
超不気味なグミの一種?!クルクル巻いた黒いホースみたい。 缶が気になったドラジェ。
クルクル黒いのはレグリス。
白い糖衣のほうも、中身は黒いレグリス。
レグリスはリコラス(甘草)。
味は苦めの養命酒ぽい。
フィンランドのサルミアッキとは、
塩気とアンモニア臭がないので色は似てるけどちょっと違う感じ。
オレンジはちみつ味のケーキ。 ・・・なんだけど、この簡易包装で来年の3月まで持つの?
とりあえず、
涼しくなったら食べたいと思ったので冷凍しておきました。
そして、11月の下旬のとある午後、やっと試食タイム。
連結部分がくっ付いてハゲちゃったので、クリペーストを塗って、ノワゼット(ヘーゼルナッツ)でお化粧。
真ん中に、トロっとオレンジのジャムが。
素朴なケーキを戴きながら、250年の歳月をぼーっと想像してみる午後。
なんだかいつものコーヒーの味、深く感じるなぁー。((ΘωΘ )