巡礼始祖とクラムチャウダー [お料理Cafe Nicolas Gardenふう]
本日のデザート。ハーゲンダッツのマカデミアナッツ+デコポン+金柑の甘露煮。金柑は苦くて甘い春の味。
【鶏さんを畑で囲う図】
畑の野菜、あれこれ。 自家製鶏ムネ肉のハムをソテーして、野菜あれこれで囲う。
ごはんは雑穀入り。
かぶと人参、長葱はオーブンで10分ほど焼くと甘みが出て美味しい。
ブロッコリーとロマネスコは茹でる。
みず菜とルッコラとレタスは生のまんま。
鶏ハムは、塩漬けにして茹でたまんまの燻製無しバージョンでした。
塩漬け用のソミューズ液に塩麹入れたら、なんか柔らかい気がします。
上に散らしたソースのようなのはコレでした。
ほのかに甘い、ほのかな塩気。麹と豆乳のソース。
他にも何種類か市販されてるようです。
.
.
.
【清教徒とクラムチャウダー】
最近、ビノス貝という大きな貝をスーパーで見かけるようになりました。
ちょっと前まで「白はまぐり」として売られていたそうですが、
実名がバレてからは、開き直ったかのように「ビノス貝」と表示されて売ってます。
とにかく手頃な値段なので、クラムチャウダーや酒蒸し、ボンゴレ風にうしお汁。
ビノス貝の使用頻度が高い今日この頃。
1990年ごろから日本で増殖し始め、今では千葉あたりの海でよく捕れるそう。
元々はアメリカの大型タンカーなどの船底にくっ付いてきたらしい。
「ビノス」さんの出身はアメリカなんだね。
1620年、メイフラワー号で清教徒一行は新大陸アメリカへ。
辿りついたマサチューセッツ、プリマスへ入植。
ドイツ系移民からはハンバーガー、イギリス系移民からはクラムチャウダーが生まれる。
マサチューセッツ・ニューハンプシャー・バーモント・コネチカット・メーン・ロードアイランド。
アメリカ北東部6州を「ニューイングランド」と言うのは、この由縁。
.
.
.
しかし、さらっと「入植」とは聞いてましたが、これがなかなか。
元々住んでいたインディアンの大量虐殺の話は、かなりヒドイ。
クラムチャウダーを「美味しい」とヒトコトで終わらせるには辛すぎる歴史がありました。
ちなみに、
この最初の入植御一行さまの清教徒のことを、pilgrim Fatherと言い、
日本語では「巡礼始祖」と言うそう。
これがビノス貝。ほぼ「はまぐりと同じ」です。 おっ、大仏頭(ロマネスコ)も入ってます♡
.
.
.
【オマケのミニきのこ】
直売所で見つけたチッコイしいたけたち! タカの爪とにんにく入れたオイル漬けへ。
姿は、何気に「お椀アタマ」ぽくて愛らしい~
このまんまお酒のおつまみぽく使えるし、料理にもいろいろ使えます。
ソースピストゥ(ジェノベーゼよりバジルが薄め)で、パスタへ変身。withアボカドとルッコラ。
カサが開いてないせいか、味が濃い!
んまいね~~♡(* ̄ω ̄)
.
.
.
【猫のお客さん帰る】
猫人口(?)が多めだった先週。
日曜日にお帰りになったので、
今週はいつもの風景。 はぁー眠い眠い。春来たのかな?
なんとなく、猫づいていたので
今週借りた本のなかにはこれ。
眠る前に眺めたい一冊でした。