雪の季節を前に大地を耕す [お料理Cafe Nicolas Gardenふう]
犬の名前がつくと「ひつじ」。田舎の小屋だと「うし」。・・・そういう料理の話。(*ΘωΘ)?
【実は意外とお馴染さんな味です】
春先に収穫したじゃがいも、
芽が生えて来てしまったものが目立ちだしました。
そこで出された、「じゃがいも利用促進令」。
まずは茹でて使う、ポテトサラダ、イモフライ、
肉じゃが、ふつーに煮っころがし、コロッケなどあれこれ。
そして、また今日はとりあえず茹でてみたりしてます。
マッシャーでゴスゴス潰します。 これ、何度か出したことあるけど日本で買ったスウェーデン製。
桐生の骨董市で、もう随分前に1000円くらいで買ったもの。
スウェーデンって書いてあるのは、買ってからずっと後に気が付きました。(。-`ω´-)
にょろにょろーっとヘリンボーン柄に出てくる~ 押しつけた跡・・・雪についた足跡ぽい。
来週はもう、11月。
関東あたりの山も雪が降るかもしれません。
秋、もうどこかに行っちゃうのかぁ。
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あっ、潰したじゃがいもは牛乳(生クリーム&バター等入れてもイイデスネ)
と塩コショウで一応キチンとしたマッシュポテトにしました。(粗つぶしだけど)
じっくり炒めて、あめ色になった玉ねぎ。 解凍した、夏の名残のパスタ用ソース。
牛ひき肉とコンソメスープ、ウスターソースなどを加え煮詰めたものを敷き、上にはさっきのあれ。
マッシュポテトを「整地」して、
麦の種を蒔くようにチーズをおろして降りかけます。
すーっとコームで均すと、畑の畝のよう。
いいねぇー、まるで北海道の大地でも一区画耕した気分です。
210度くらいのオーブンで15分ほど焼きます。 「我々は、そろそろ冬眠だなぁー」
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ものすごく久しぶりにつくった「シェパードパイ」。
と、思ってたら「シェパードパイ」は中のお肉が「ひつじ」。
牛肉の場合は「コテージパイ」なんだって。
もちろん、「シェパード」は牧羊犬としての意味で羊とセットだったみたいです。
「コテージ」というと、
「田舎に建てられた小奇麗な小屋」・・・?!
パイ皮をマッシュポテトで代用してる段階で、既に田舎の香りぷんぷんしていますけど、
今ふうに訳せばそのまんま「田舎風」でいいのかも。
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ところで、
さすがにイギリス料理、フィリングにはウスターソースを使います。
で、食すると何だか何処かで知ってる味・・・(-ω-;)ウーン 何だっけ。
あ、そうだった。
昔につくった時も同じ感想だった。
材料も元々同じなので、味自体は「皮のナイコロッケ」を食べてる感じなのです。
「コロッケをつくろうとして、途中で揚げ油ないことに気が付いてそのまんま焼いちゃった」な、味。
ソース、ダバダバかけて食べるとしたら、
やっぱり付け合わせは「せん切りキャベツ」?
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【白玉マジック!】
目も醒めるような黄色になります。
ん?
黄色くても「白玉」って言っていいのかな。
ということで、
色はハロウィンバージョンです。
この前パンに使ったかぼちゃのパウダーと白玉粉。 柔らかめの喉越し美味しいキイロい玉。
黒ゴマソースをかけて頂きます。 これはオイチイ!またつくりたい味ー。
《かぼちゃ白玉黒ゴマソース》約3人前
白玉粉・・・・80g かぼちゃパウダー・・・・15g 水・・・・1cup(180cc)
黒ゴマペースト→ 練り黒ゴマ・・・大さじ2 はちみつ・・・大さじ1~2 お湯適量
①ボウルに白玉粉とかぼちゃパウダーを入れ、水を少しづつ加え耳たぶくらいの硬さにします。
②沸騰したお湯に、2㎝くらいの大きさの玉にした生地を入れ、浮き上がってきたら水に取ります。
③黒ゴマペーストは材料を混ぜたら出来上がり。お湯は大さじ1くらいから加減しながらです。
✿コツは生地の水の入れ方。絶対一気に入れないで。この水の量も多めぽいです。
私は耳たぶより少しだけ柔らかめに生地をつくりました。喉越しがトゥルンな美味しさ。
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【オマケの美味しそうなもの】
明太子、生いくら、ギンダラ、かに。
いくらの醤油漬けの配合、どういうのだったっけかな。検索しなくちゃ。
実家の両親が旅先から美味しいモノを送ってくれました。 うーん!今日は鍋かな!?
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これからの季節、
またさらに寒い時期の美味しいものが増えていく。
「冬眠」する生きものじゃなくてヨカッター(* ̄ω ̄)