腐ってる場合じゃなく [Cafe Nicolas Garden的日常]
感激の数枚に遭遇。右下の英字は新聞の端っこだったらしい。ロンドン在住時代の名残。
【なんでもきのこにみえてしまう病かも】
出先の帰り、久々にスタバでコーヒー。
季節のオススメマロンロールwith本日のコーヒー。 最初ジグザグに食べ進めてたけど、
ニョローンと真ん中卒倒。 外側はコロッセウム?そして真ん中は・・・(* ̄ω ̄)ノ きのこ!
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【巨匠の生データと遭遇】
スタバはここへ行った帰りでした。
入り口入ったところで色んなシルエットで出迎えてくれました。
県立歴史博物館。 ここでやってたのはこれ。
いかにも私が好きそうな催し!
まさか、私の為の企画?!
これは行かねば!
勝手な解釈、そして単純に楽しみ♡ (*ΘωΘ)b
見られそうで見る機会がナイ、発生40日後のパンのカビ。 胞子レベルの模型あれこれ。
スゴイコトになってる食パンマンさまは、顕微鏡で上から覗けます。
意外なことに見えるものは皆、結構綺麗。
顕微鏡設置が数か所、そのたびに覗き込んで「おおぉー!」を連発。
顕微鏡、ちょっと欲しくなりました。
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「きのこに変身してみよう」というコーナーもあるこの展示、
始め子供向けだろう?と、想像してましたが、
(実際小学生が団体で何度もワサワサ通り過ぎていきましたが。)
なかなかどうしてオトナサマも楽しめる企画展になっていました。
パンの発酵も、酒味噌醤油も、鰹節の熟成も、ペニシリンなどの薬も、
カビや菌無に、知らないうちに結構頼ってる私たちの生活が浮き彫りに。
そして、
イチバン鼻息荒く興奮したのは、
かの南方熊楠の直筆の資料が展示されていたこと!
天才と言われた彼の直筆英文がギッシリ。
絵もすごく細密に描かれていて資料として申し分なし。
しかし、右ページの実物貼り付け資料は、経年の黒ずみなどでオバケキノコぽくちょっと不気味。
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南方熊楠は粘菌の研究で有名な人です。
童心を失わないまま、我が道を驀進した彼の人生は凄かった。
水木しげるセンセイの描いた「猫楠」読むと、破天荒な生活がわかります。
でも、人生は「有限」なもの。
そのなかでどれだけ「幸福」だったのかというモノサシで計れば、
南方熊楠はシアワセだったと言うしかナイのかもしれません。
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ところで、
傍にいた館のかたに訊いたら「写真撮影可」だったので、
喜び勇んで撮り始めたら、数枚撮ったところで電池切れ・・・
泣く泣く展示を後にしました。(。┰ω┰。)
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【「金山」という名のチーズ】
秋冬シーズンを知らせるあれ。
「酵母」というと有用菌ぽくて、「カビ」というと反対のモノぽい。
でも、チーズの世界ではそんなの関係ねぃ。
今秋お初のモンドール。 直訳はは「金の山」。 トロ~っとしたシアワセの流動体。
表面にはビロードのようなカビが一面に。一緒にあるのはスイスのハード系のチーズ。
酵母だけでなく、カビも美味しいものもつくりだしてます。
そして、オーブンで焼いた鶏モモ肉。
これ、そういえば塩麹漬。 一見焼きそばに見える添えモノは人参ときのこ。
きのこと人参は、発酵バターでソテーしてバルサミコ酢で風味をつけて塩コショウしたもの。
「カビ」さんには悪いけど、
「麹」と「酵母」「発酵」というと、やっぱり「イイ仕事」しそうだなぁ~
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「腐る」と一見するとかなり近い「発酵」やチーズの「カビ」。
でも、全く違う両者。
「腐ってる」場合じゃなく、
やっぱり私も、「発酵」する人生でありたいー♡
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【オマケのおみや】
ミュージアムショップでは、例のきのこのガチャガチャありました。
既にコンプしちゃったのでそこはスルー。
奥にあったきのこ関連の本(図鑑)を物色し、おみやに。
以前図書館で何度か借りているけど、やっぱりいいっ。
たっ、たのしい!ブン( ̄ω ̄= ̄ω ̄)ブン
寝る前に眺めると、なんだかしあわせ。
アルファ―波が脳みそに充満する気分です!(個人の感想です。)