森さんちの「きのこ茶屋」 [お出かけ風景]
情けない表情の「徐行」だなーと、近くでマジマジ眺めていたら、「徐行」の文字がヘンテコに見えてきてゲシュタルト崩壊しそうでした。
【きのこの森のきのこのお店】
9月のお誕生日が家族に二人。
食事会にどこかオモシロイところと探してたら、桐生の山の中のお店に変わったトコ発見。
しかし、このお店、
それなりに有名なのに、誰も行ったことない・・・って。(=ω=.)
蔦も色づく頃となりました。 この、ほっそい道を登っていきます。
ウチの7人乗りがギリギリでした。途中で対向車来たら、バックせざるを得ません。 見えてきた八角棟がお店。
意外なコトに、早々と11時半過ぎに到着したのに、駐車場は何台も車が!(しかも、県外ナンバーばかり)
一応予約しといてヨカッタ。(゚ω゚;)
異様に一段が高い階段を上ると、お待ちかねの「きのこ茶屋」店内。 乱雑なレジ付近にきのこ発見。
おみやげコーナーにあったのは、干し椎茸・きのこ柄のお皿・きのこ柄の浴衣・・・。
待合コーナーの座布団にもきのこ柄。 八角棟には個々に名前があって、私らは「しめじ」の間。
炭火でマシュマロ焼きたい!と、のたまうムスメを制しつつ、ランチコースあれこれ頼んでみる。
黒いエプロンしたメガネのお兄さんが、せっせと歩き回って給仕してくれてます。
炭火が煌々と入ったお鍋をセットし、しいたけとこんにゃくを焼いてくれて残りはセルフ。
それほどボリューム無いかなーと思った品揃えも、
ゆっくり炭火で焼きながら楽しんでたら、結構お腹イッパイに。
しいたけ茶が安すぎる・・・自家製? 森と共生してる!何、この階段と杉の木の密着度は!?
八角棟、7~8人まで入れそうです。
網戸あるけど夏はきっと蚊がスゴイと思う。
ちなみに、一応エアコン完備でした。
逆に寒いと炭で火が入るけど、ちょっとキツイかな。
って、コトでやはりきのこの旬、
この秋の季節がベストシーズンだったと思われます。(`・ω・´)
( ※持ち込みプランもあるので、シーズン外はそっちもいいなー)
駐車場の奥に、祀られている「きのこ様」。 寂れ感モリモリだけど、どこか逆に神々しい空気でした。
椎茸神社、ちゃんと金比羅さまの分霊社だそう。
HPでは綺麗な太鼓橋写ってますが、実際は年季入りまくってボロボロで進入禁止になってました。
横を入り込んで参拝してきましたが、ちょっと荒れてましたねー
もう少しお手入れしないと、
椎茸さまのお怒りに触れちゃうんでは?( ・ิω・ิ)
【きのこが苦手なかた、ごめんなすって】
きのこは菌でできてるからって、バイキンとは別格です。
誰もきっちり見てきたわけじゃないけど、人間よりずーっと前から存在してたらしい。
要するに・・・私たちより先輩?!
このきのこは、ベニテングタケの突然変異種らしい。 水タバコ吸ってるイモムシさん、そういえばいたなー
タンタンはベルギーですが、「バンドデシネ」。
BD(ベデ)と言われるフランス語圏の漫画です。
「スパシーバ!」ロシアの絵本。 きのこ好きの王道中の王道、ベニテングタケ様。
きのこ茶屋は「森喜作」ゆかりのお店。
森喜作氏は、「ほだ木」に菌を植え付けたコマを打ち付けて栽培する方法を考えた人です。
しいたけだけではなく、なめこやヒラタケの栽培も、この人がいなかったら、
スーパーで一年中きのこは買えなかったかもしれません。
「おいしんぼ」にもここは紹介されてますし、黄金伝説の秘境飯にも一位で登場したコトも。
上4枚のきのこ画像は、この本からです。
この中の「国際きのこ会館」の件が、サイコー!
「きのこ茶屋」は「国際きのこ会館」の生まれ変わりです。
他にも、古今東西のきのこ文学あれこれがすごくタノシイ♡
「かもめ食堂」から「マタンゴ」まで、こっちもモロモロ楽しめます。
「菌食のすすめ」、同感です。(*‐ω-)