レ・アールの憂鬱 [お出かけ風景]
L'ACTUALITE DE TOUTE LA BANDE DESSINEE. バンドデシネの広告がカッコ良かった、レ・アールの街角。
【東京並みの混雑が見られる場所】
ムスメの仕事道具の調達で、レ・アールのフナック(書籍・文具・CD・パソコン周辺関連店)に今回も。
地上は未だ工事中なのに、地下は賑やかでまさにアリの巣のよう。
以前来たときは、まさに夏のソルドの真っ最中だったのでもっと激しかったけど、今回もまあまあ混んでる。
ここのフナックは3フロアもあり、
私も本を数冊と現地版のCD、ZAZとセルジュ・ゲンズブールの3枚組を購入。
タヒチ80も現地版ちょっと欲しくて探したんだけど、こっちは見つからず。
まさか、フランスのバンドなのに英語でしか歌わないから?(`・ω・´)
どっちにしても滞在中にはどこかのフナック的なお店は寄るだろうなーと、
この時点では考えてました。
ポンピドーセンターの横のカフェ。 その奥、ストラヴィンスキー広場のくちびるさん。時々シュワシュワと放水。
いつも思うんだけど、広場の奥の壁に描かれている、髭のないダリぽい顔。
彼の「内緒ポーズ」はどーいう意味なんだろう。
レ・アールは、もともと「中央市場」のあった場所です。
フィリップオーギュストの時代に既に市場のようなものがあったとか。
この近くのピエドコションとかのブラッスリーは一晩中やってて、
例えば1960年代、これから夜遊びする紳士淑女が腹ごしらえにオニオングラタンスープ。
その脇では、血の付いた白衣をまとった肉屋のオヤジが、仕事の後に温まるオニオングラタンスープ。
そんな色んな階級の人々が集まった土地。
しかも今でも、
この地下の地下鉄の駅は、乗り換えの大きなポイントで、東京並みに地下に店が沢山人が沢山。
都内で言えば、(もうすぐ移転しちゃう)築地と新宿が一緒になった感じかなー。
毎回なんとなくオシッコクサイ気がするポンピドーセンター周辺。
パパの電話最中に踊ってるようなコが、なんか可愛かった。
レ・アール地上は未だ建築中で、地上と地下の温度差が何かやっぱり不思議。
そして、やっぱりワカモノが多い。
地下の工事中ゾーンも地上の工事中ゾーンも、何気に乱雑な風景。
日本の工事現場って、乱雑なようでもっとキレイだもんね。
工事が休みだったのに、道具があちこち出しっぱなし・・・2016年完成ってあったけど、ダイジョウブなのかな。
レ・アールの憂鬱は、
シッコ臭とこの慢性化してる工事中の乱雑感、
そして、クラッシックと最先端ミックスの「違和感」からクルのかも。
【ややややっぱりバターが安い!!!!!(゚ω゚;)】
いつだったか、
「フランスに行って帰ってくるとき、保冷剤がんがん詰めてバター10個以上買ってきました!!」
って言う人を、
どこかネット上で見かけましたが、
日本は今バター不足警報が引き続きでているけど、
もともとそんなに使わないし、
そんなに深刻??って思ってた程度でした。
この前のこのキッチンシーンは、 モノプリ(スーパー)で買ったガレットを焼くトコロでした。
温め直すのレンジでチンも考えたけど、せっかくなのでバターでじわじわ焼き。サラダのっけてスタンバイ中のお皿。
トマトの味も濃くて美味しかった。簡単サラダと、トロっとしたハムチーズのブレノワール(ガレット)頂きます。
一緒にキャロットラペと、クスクスオリエンタル。
どっちもモノプリで買ったお惣菜。
クスクスは何種類も味付けがあって、このオリエンタルはうっすらカレー味。
これ、すんごくオイシカッタ!あとで家でつくってみたいなと思った味。
ていうか、モノプリのお惣菜、みんな味付けが素晴らしくオイシイ。
塩気も濃過ぎず薄過ぎず、それでいて味わいは濃い。
レジでよく独り者と思しきムッシュ(老いも若いも)が、お惣菜あれこれ買ってましたがこれは飽きないと思う。
しかもフランスは共働き率が非常に高いので、お惣菜とか冷凍食品の数が半端ない。
うーん、このクオリティーなら文句ないなぁ。
ところで、帰国後レシート整理してて、
そーいえばバターは今回いくらだったんだろう?って、確認したら、
252g1個が、
0.8€!?
えーと、日本円で言うと、
100円ちょっと!?(゚ω゚;)
やっぱり、お豆腐並みのお値段ってやつですわ、オクサマ!
カルピスバターが家の冷凍庫にまだあったのと、
テロの騒ぎでスーパー行けなくなっちゃったのとで、
結局アッサリ諦めてきたけど、
やっぱり日本のバター事情がこのままだったら、
次回は自主輸入しなくちゃ、だな。(*‐ω-)