SSブログ

La Folle journée, ou le Mariage de Figaro [お出かけ風景]

-0-0-23.jpg

相当イケメンで魅力的だったという彼・・・の、肩や頭にもたれかかる私たち。 

 


【ボーマルシェ通りにて】

 

 

0-2c.jpg

私は、こんなところで立ちんぼしております。

 

 

0-2b.jpg 

街ゆく人も、風景に馴染んでいる私には目もくれない。

 

 

 

-0--.jpg

かまってくれるのは、この鳩たちだけか・・・。

 

私の名?

私の名は、ボーマルシェだよ。

「フィガロの結婚」を存じ上げないか? 

 

 

 

 

 

リヴォリ通りから東に行くと、

サンポールあたりでサンタントワーヌ通りになり、

バスチーユ広場で左から合流してる大きめの通りが「ボーマルシェ通り」。

 

 

-00-0--0.jpg

カロン・ド・ボーマルシェは18世紀の劇作家で実業家。

バスチーユのこのあたりは、かつて彼の大きなお屋敷があったそうです。

 

「フィガロの結婚」の原題は、

「La Folle journée, ou le Mariage de Figaro」

 

訳は、「狂おしき一日、あるいはフィガロの結婚」。

つまり「フィガロの結婚」は純粋にメインテーマじゃなかったりして

 

 

「狂おしき一日」の「ラ・フォル・ジュルネ」は「熱狂の一日」として、

毎年フランス・ナントで開催されるクラッシックの音楽祭の題名。

因みに、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016」は春の連休中にありました。

 

 

物語内での設定では、15歳くらいの少年(小姓)ケルビーノ。

この役は、オペラ内では大概女性が男性に扮しています。

 

オペラ「フィガロの結婚」より、「恋とはどんなものかしら」。

これはセットが今風だけど、少年役の衣装が何だかジャージぽい?!

 

 

 

 

オペラじゃないけど、ちゃんと男の子が歌ってるのもあった!

 

ふわっとやさしいけど透明感あります。

繊細な部分でも、しっかりエッジの効いた感じに歌い上げてます

 

 

 

 

 

「フィガロの結婚」は、社会転覆的な要素を散りばめられていたので当時発禁になったとか。

平たく言うと、「フランス革命を準備した喜劇」。

社会転覆的な下剋上の方向性に、モーツアルトが共鳴して作られたこのオペラは、

ボーマルシェに肩入れした感じが、曲のあちこちに見て取れるそうです。

 

 

他にも、「セビリアの理髪師」などをつくった彼ですが、

ウィキペディアで調べたら読み応えバッチリで、短編小説を読んだような一生。

ルイ16世・マリーアントワネットの時代のヴェルサイユ宮殿に出入りしてた彼は、

現れただけでパッと華やぐような気品や顔立ちで目だった存在だったらしく、

いわゆるイケメンでイイオトコだったそう。

 

 

そんなイケメンな彼も、

パリの街角で肩に鳩乗っけて、

なんとなく幸せそうに微笑んでました。

 

 

 

 


 

【モツ煮自販機登場】

今年もそんな季節になり、

モツ煮友達と、モツ煮で朝ごはんツアー行ってきました。

 

0-0a.jpg 000.jpg

ここは変わり映えしないので去年の使いまわしです。  でも、おみやげ店舗の横にモツ煮の自販機が!(゚ω゚;)

 

上の画像は「モツ煮大で半ライス」。

去年は楽勝だったけど、今年はライス多く感じたので来年はライス「レディス」かなー。(*-ω-)

 

自販機に関しては、大歓迎!!!(≧ω≦)b

夜遅くても、休日でも買えるってことだもんね。

それにしても、女性が多くなってきてる。

 

昔は、

「永井食堂に行きそうなオッサンで連れてってくれそうな人」をまず調達しなくちゃならなかったのに、

今では堂々とカウンターで食べられるいい時代になりました。

 

 

******************************************************************

 

 

オマケのはなちゃん。

 

00a.jpg 00aa.jpg

サンルーム化したデッキでお昼寝中。寒い日もここなら20℃越え。  はなちゃんの毛布も一緒に干しちゃえ。

ていうか、これは、

「枕をして毛布をかけて寝てる犬」って図ですね。(* ̄ω ̄)ノ

 


nice!(92) 

nice! 92

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。