バニラスカイとアノニマス [ひとりごと]
ウチのベランダで撮った晩秋の夕暮れ。映画「バニラスカイ」の最後のシーンで出てくる空みたいな色。
【夢】
1月2日の朝みる夢が「初夢」。
何でも、大晦日から元日は夜更かしするからだとか。
いや、そんなに大晦日に夜更かししなかったですが、2日でいいのかな。
「叶姉妹の別荘に何故かお呼ばれされてて、ピンクのドデカイケーキを配達に来た人が忘れ物をしてしまい、
気が付かずに高速で帰っちゃったのか、始終心配してる夢」を、みました。
うーん、
正月早々疲れが溜まってるんでしょうか?!(*‐ω-)
夢と言えば、思い出す映画がダントツで一本。
2001年公開の映画「バニラ・スカイ」。
原作はスペインの映画「オープン・ユア・アイズ」です。
トム・クルーズ扮するイケメン実業家と、恋人役のキャメロン・ディアス。
エキゾチックな美人役のペネロペ・クルスの三角関係を軸に物語が進行するのですが、
自動車事故でイケメンだった彼の顔が歪んでしまい、将来の治療ができるようにコールドスリープすることに。
それで、夢なのか現実なのかが分からないという話なんですが、
夢と現実が区別つかなくなってしまうのは観てるほうでした。
アクション系のいつものトムクルーズとは一味違った役。
空撮のセントラルパーク。
公園を望む、もしかしてペントハウスの一室?に眠るトム扮するディビット。
身支度をしてマックロのフェラーリで出かけるけど、
妙にがらんとしたNYの街。
何気なく時計を確認すると、既に午前9時過ぎをさしている。
NYの歌舞伎町、タイムズスクエアに到着するも、
電光掲示の看板は動いてるのに人っこ一人居ない!?
ええ、これって夢?!(`・ω・´)
映画とほぼ同じ時期に、レディオヘッドのキッドAは繰り返し聴いてたアルバム。
特に、使われていたこの曲は仏教のお経のようなイメージ。
中学生の頃に散々プログレ系のロック聴いてた耳には、意外と耳馴染みがヨカッタ。
訳詞では「すべてのモノをあるべき場所へ」の繰り返し。
お片付けの歌か?って一瞬思ったけど、
これがね、なんだか深いんですよ。
ディビッド(トム・クルーズ)は、顔の修復よりも大事なモノを見失ったし、
所詮、「あなたが思うあなた自身は幻に過ぎない」。
何だか、仏教の悟りの世界へようこそ的な。
同じ曲が別のにも使われています。
有名な「シェイクスピア別人説」を元につくられた映画。
アノニマス、詠み人知らずというか作者不明という意味なのに、
日本語だけで検索すると例のハッカー集団ばかり出てくる。
日本公開は2012年、邦題は「もう一人のシェイクスピア」
シェイクスピアにゴーストライターのような人間が居たのではないかという、仮説をもとにした時代物語。
同じ曲なのに、これもすごく合ってた。
そして、最初のシーンが空撮で始まるのも何か近いイメージ。
どっちの映画も、
「それを観た人が解釈するべき」
というものが、この曲に強く託されている気がしました。
【年末年始画報】
ちなみに、ミスドのココナツチョコレート初めて食べたけどオイシカッタ。
そして、「モーガンフリーマン・画像」で検索すると本当にこの入れ替わり画像が出ました。
何気なく、ネルソン・マンデラとか
アナン事務総長が混入してるのもツボでした。(* ̄ω ̄)