理想郷ワンプレート [お料理Cafe Nicolas Gardenふう]
世界は狭くなってるけど、「理想郷」は存在するんだろうか。
【まずはチリとアトランティック】
スーパーのお魚コーナーには、
生のチリサーモンとアトランティックサーモンが並んでいました。
どっちも美味しそうでウットリ。
チリ産の倍したけど、今日はアトランティックサーモンで。
立派な500g級のブロック。 塩と砂糖(きび砂糖)を同量まぶしてビニールに入れ一晩。
(えーと、今回は大さじ3づつにしてみました。)
翌日塩を洗い流してから改めてオリーブオイル(グレープシードオイル)に漬けます。
ディルの葉とにんにくのスライスも加えています。
まるまる1日経ったら、薄くスライスして食べます。レモンを少々絞って頂くとオイシイ♡
クリームチーズを添えようとおもったけど、
スモークサーモンよりも繊細な味なので、発酵バター。
なかなかいいかんじ♡
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【語源は「理想郷」というチキン】
「ケイジャンチキン」はフランスからアメリカに移住してきたフランス系の人々の料理。
「ケイジャン」とは「アケイディア人」を意味し、
語源はアルカディア。
ギリシャ語で「理想郷」。
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鶏肉200~300gに対して、
オリーブオイル 大さじ1
レモン 二分の一個(絞って使う)
塩 小さじ1.5
パプリカ (香辛料) 小さじ1/2
カイエンヌペッパー (〃)小さじ1/2
オレガノ (〃) 二つまみ
タイム (〃) 〃
生姜にんにくすりおろし、各大さじ1
全ての材料を、鶏肉とともにビニール袋に入れて軽く揉み、一晩寝かします。
袋で漬けてる時の色を見ると、もっと赤い仕上がりかと想像してたら、ほんのり皮目が赤い色。
フライパンで焼くか、オーブンで15分ほど焼きます。
レモンのほんのり酸味と色んなスパイスの香りが相まって、
アウトラインがシッカリした美味しさ。
フランスが源流でアメリカ料理だけど、
ギリシャも絡んでいる「理想郷チキン」。
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そして、ジャガイモ料理はスウェーデン。
ヤンソンさんの誘惑。
冬にぴったりで簡単でんまい料理。
作り方→http://nicolas23.blog.so-net.ne.jp/2012-02-16#more
焼き上がった「ヤンソンさんの誘惑」にサラダとピラフを合流させて・・・ 結局4点盛り!
地球ワンプレート一丁上がり。
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【どこにも無い場所】
ところで、
「理想郷」ってなんだろう。
英語では「ユートピア」ともいうけど、語源から読み解くと、
「素晴らしく良い場所であるがどこにもない場所」という意味があるらしい・・・。
地球は裏側に行くのにも、飛行機で乗り継げば2日もあれば行けるくらいの大きさ。
でも、紛争やテロや災害など、様々な壁もあり貧富の差も激しく、
とても「ワンプレート」と言い表せない。
「素晴らしく良い場所でどこにでもある場所」で地球が埋めつくされれば、
きっと綺麗な丸い星になれるはず、なんだけど・・・。
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そういえば、思いだしちゃった。
「アルカディア」というのは、キャプテンハーロックの海賊船の名前だった。
ふ、古い! (;ΘωΘ)