白っぽいスープ・オ・ピストゥ [お料理Cafe Nicolas Gardenふう]
ウインナーさんの本名は、バイスブルストさん。スープのお風呂で、茹ったブロッコリーさんと一緒に「半身浴」の真っ最中。
【ジェノベーゼからピストゥへ】
去年の夏の終わり、
さぁー片っ端から仕込んでおかないとモッタイナイ!
というノリで「収穫&冷凍」をした畑のバジル。
今回は、小分けで使いにくい瓶詰をやめて、全て小型のチャック式ビニールへ。
しかも端折ったお陰で、松の実入れなかったのでジェノベーゼじゃなくなっていました。
「バジル+オリーブオイル+にんにく+少量の塩」
これは・・・もしかして、ピストゥソースじゃーありませんか。
小ぶりのビニールは、軽く解凍すればすぐ割って使う量だけ出せるし、
中身は応用の効くピストゥソース。
今年の収穫分も、この方法でキマリ!
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因みに「ピストゥ」というのは、
プロバンスの方言で「バジル」のことなんだそう。
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バジルは変色するので、小ぶりがなにより。 下仁田ネギが「枕」代りにしてるのは黒キャベツ。
黒キャベツは、りんごとパインと一緒にグリーンスムージーにします。
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スープの中身は、「プロバンス風」と言われるスープなので、そういう系統なんですが、
トマトもズッキーニも入れずに(ズッキーニ、オフシーズンだし)白っぽいものにしました。
なんでも、この「スープ・オ・ピストゥ」という料理は、
100人いたら100通りのレシピがあると言われるほど枠がユルイみたい。
何でも家にある野菜でスープをつくって、
最後にバジルソースをいれれば・・・それでOK?
はい、その通りって感じで私もつくってみました。
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下仁田葱(小口切り)
白いんげん豆(煮豆)
ごぼう(ダイスカット)
にんじん(〃)
白ウインナー(まるごと)
ブロッコリー(茹でたものを最後にのせる)
ピストゥソース(4人分で小さじ1くらい?)
コンソメ・塩コショウ
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鍋に水を張り火にかけます。
火の通りにくそうなゴボウから鍋にいれてゆきます。
全部鍋に入れて、約20分。白いんげんの水煮を入れます。
最後にウインナーを入れ、さらにさっと煮ます。
コンソメ塩コショウで味付け、ピストゥソースを入れお皿によそって茹でたブロッコリーを添え、完成。
やっぱり「半身浴」ぽい。 下仁田ネギはクタクタになりすごく甘いです。
白ウインナー、バイスブルスト。
これが、あっさりしてるのにオイシイんだよねぇ。
バジルソースのスープ、おいしいー。 これにパンでもあれば・・・と、いや、今日はご飯でした。
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白いんげんのニオイ、
日本人的には、まさに「甘煮」のニオイでしかありません。
甘くないのに、あの甘い煮豆を彷彿とさせています。
うおぉーどうしよう?!
って思っていたんだけど、バジルがそのニオイを見事に隠してくれていました。
おぉ、バジルさんグッジョブ!(* ̄ω ̄)b
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